ゲーム回想記11 ~FC版ファイナルファンジー/EP6 ~クラスチェンジ後はまるで別のゲーム~
例の問題が再燃
飛空艇を手に入れ、クラスチェンジも終わって、さてこれからという時に、例の問題が再燃した。
魔法の購入代金である。
7レベル魔法は1つ45000ギル
8レベル魔法にいたっては1つ60000ギルである。
赤魔道士は7レベル魔法の一部しか覚えられず、8レベル魔法は覚えることができない。覚えられる7レベル魔法も【バマジク】と【ブリザガ】の2つだけである。
とはいえ、必要な金額を計算すると
7レベル魔法45000×3種類×2人分=270000ギル
7レベル魔法45000×2種類×2人分=180000ギル(赤魔道士用)
合計560000ギル
8レベル魔法60000×3種類×2人分=360000ギル
7、8レベル魔法の合計920000ギル!
現時点では火のカオスなので、そこまで焦る必要はないかと考えていたが、当時小学生の私が、その金額に恐れおののいたのは言うまでもない。
おかげでこんな情報も入ったわけだが……
道具を使って戦うスタイルに…
裏技を使ってクラスチェンジを先に済ませ、ついでに先回りして強い武器を手に入れた…まるで戦い方が違うゲームになっていた。
とくに道具として使うと魔法の効果があるアイテムは、非常に便利であった。
火のカオスがいるグルグ火山へ向かう時点で、
ガントレット(サンダラ/全体に雷攻撃)
まどうしのつえ(コンフュ/全体を混乱)
いやしのつえ(ヒール/全員を回復)
の3つの道具使用効果がある装備を手に入れており、武器に関しても【デイフェンダー】という赤魔道士が装備できる武器としては三番目に強い武器を手に入れていた。
おかげで
赤魔道士(攻撃)
赤魔道士(攻撃/まどうしのつえ)
白魔道士(癒しの杖)
黒魔道士(ガントレット)
という、基本は道具を使って戦うスタイルに変更。
これがうまくハマった。
雑魚の殲滅に魔法を使う必要がなく、回復も一定量が見込めるので、戦闘後にポーションを使うだけで進んでいけるのである。
火のカオス・マリリスを撃破!
装備が整った状態でグルグ火山へ突入。
宝箱は沢山あったが、武器や防具も『アイスブランド』ぐらいで、あとは装備できない。
前述したとおり、魔法を買う資金が必要なので、やむを得ず、装備を持てる数の関係で『かわのぼうし』などを捨てて持ち帰り、町で売り払う、という余裕さえあった。
つまり『フレイムメイル』や『ほのおのたて』は、誰も装備できないので、ただの売用品に成り下がってしまったのである。
資金を貯めつつ、グルグ火山の最下層、火のカオス・マリリスのもとへ到着。
火のカオスなので、氷に弱い。
白魔道士以外は、全員が『ブリザガ』を使える。
大ダメージをくらいはしたが、2ターンぐらいで決着がついた。
この方法でラスボスまではいける…そう確信した戦いであった。
つづく
このページで利用している株式会社スクウェア・エニックスを代表とする共同著作者が権利を所有する画像の転載・配布は禁止いたします。
(C) ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX All Rights Reserved.
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません