エアリオに住む人々とアークスの生活(NGS Report.6)
惑星ハルファでの生活は、1000年前、オラクル船団の時とは、明らかにスタイルが違っている。
オラクル船団の生活の回想も交え、レポートする。
エアリオタウン
西エアリオに存在し、私(Wicca)が惑星ハルファに墜ちて、初めて訪れた村だった。
アークスでもガロアがエアリオタウンの代表を務めていた。
あのようなことがなければ……。
エアリオタウンの生活
畑で作物を育てるなど、オラクル船団のようなオートメーション化されたものに比べると、随分と退化してしまっている。
土と向き合い、自然に合わせた生活を送ることが悪いとは考えないが……。
少なくとも、ダーカーから得た赤身肉や霜降り肉すら大量に買い取っていたオラクル船団のアークスよりは、健全だといえるだろう。
セントラルシティ
タワーやビルのようなもの存在し、周辺と比べても異様なほど近未来的である。
しかし、ここに住むアークスやハルファ人が建造したものではなく、もともと存在していたものを利用しているようである。
オラクル船団の一隻、あるいは高度な文明を持つ一隻が、エアリオ地方に着陸したまま放置され、それを利用している可能性を考えなくはない。
生活レベル自体は、エアリオタウンとそれほど変わっていない。
カフェや商店などが存在するので、その分の都会感はある。
1000年前との違い
やはり文明が退化している分、状況の差は大きい。
クエスト前に飲むドリンク剤など、オラクル船団では代金を支払うだけで得られていたものも、ハルファでは材料を自ら手に入れてくる必要がある。
しかも果物と魚介を混ぜるなど、得られる効果のために、あまり想像したくない組み合わせを強いられる。
オラクル船団でも否定できない組み合わせは存在したが、料理としては成立していた。頼めば一流のシェフが調理をしてくれた。
無論、アークスを含め、惑星ハルファに人々にとっては当たり前のことであり、文化の違いであることは認めざるを得ないが……。
採集について
採集に関しても、あまり効率はよくない。
自然に生えている木に実っている果実や、生えている植物を採集している。
魚介に関しては釣りもせず、偶然、潮の満ち引きなどの関係で落ちている魚介を拾い集める状況である。
1000年前のアークスたちがやっていた、採集が正しかったとは思わない。
採掘場のジャガイイモなどは、明らかに誰かが作物として植えていたものを、勝手に採集していたと考えられる。
ラスベガスにある池やプールに放し飼いしている魚介を釣り上げていたことも、許可を得ているとは考えにくい。
そもそも、ダーカーを討伐して得られる赤身肉や霜降り肉までもを、アークスは定期的に大量に買い取っていたが、その後のことはまったく明らかにされていないという、おかしな事実も存在している。
そう考えると、惑星ハルファの食事の方がまだ健全なものであると考えられなくもないのである。
(レポートNo.006/Wicca)
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