シャドウランとは
アメリカのFASAコーポレーションが1989年に発売したテーブルトーク・ロールプレイングゲーム（TRPG）です。
その後、権利は他の会社に譲渡されながらも、ゲームシステム自体は第6版まで開発が続いています。
日本では第5版の基本ルールブックが翻訳、発売され、サプリメンブック『ラン&ガン』も翻訳、発売さています。
世界観
21世紀中後期の地球を舞台としているが、世界観は現実の地球とは随分違った状態となっています。
これは2011年12月24日、マヤ暦の予言によって『第六世界』（地球）に魔法や神話生物が復活した、という設定が反映されているからです。
そのため、地球には魔法が存在し、
人間以外にもドラゴンやエルフ、トロール
といった、ファンタジー世界に出てくるような種族や設定が、21世紀中後期の近未来社会に
反映されています。
国よりもメガコーポと呼ばれる企業が力を持ち、
法律よりも企業の考え方が優先される、非常に
荒廃した近未来社会が舞台です。
ジャンルとしては『サイバーパンク』に
なりますが、そのなかにファンタジー要素も
混在している世界観となっています。
シャドウラン
非合法な、あるいはグレーゾーンといわれるような活動を意味しています。
そして、高額の報酬と引き換えに、ハイリスクな仕事（依頼）を引き受けて活動している者をシャドウランナーと呼ばれています。
このTRPGのプレイヤーでもあります。
シャドウランの版別年代設定
第1版・2050年～
第2版・2053年～
第3版・2060年～
第4版・2070年～
第5版・2075年～
第6版・2080年（？）～