ミストタワーズに眠る五人の不死王
GM:それではケラスス村に4日ほどかけて行きます。
村の門のところで、屈強なリザードマンが一人立っています。
カイン:魔物知識判定…21ですね。
GM:それならすぐ判りますね。
LV10モンスター【リザードマンキャプテン】です。
一同:おぉ~
アイシャ:門番してるん?
GM:敵対心はないみたいです。
エリック:村陥落ではなくて?
GM:それではないと思います。
通訳みたいな人もいるみたいです。
エリック:リザードマンキャプテン、確かに強いが、ぽっちの時点で魅力半減! ほとんどの特殊能力が使えないw
一同:w
GM:どうやらこのリザードマンキャプテンは使者として来たようです。
エリック:ほう!
GM:詳しくは村の中で聞くという感じですかね。
ピエール・アントネッティという名前はあるけど、ピエール・ダノダにしか聞こえないと思う。
一同:w
GM:村の中に移動すると、ピエールさんから話が聞けます。
汎用蛮族語で話をする感じです。
ピエール:簡潔に言えば、ミストタワーズにいたドレイクとハヴァンパイアが結託して、ミストタワーズに封印されている5人の不死王を呼び覚まそうとしている。
エリック:5人もおるんかいw
カイン:お前ら、集まり過ぎだろ…(汗)
アンジェラ:なんだか話が大きくなってきたな。
GM:おそらく、そこにいるのは死の王であり、封印されているから不死王とされているだけだと思う。
エリック:【デスロード】っていうアンデッドがいましたな。
GM:おそらく、そのモンスターではないかと思います。
アイシャ:モンスターレベルは18と…。
アンジェラ:まあ、死んでるから死なないというわけやね。
ザッハーク:ということはデスロードムーンとかデスロードマーキュリーとか…(*セーラームーン)
一同:(笑)
エリック:デスロードビーナスって、嫌すぎでしょうw
一同:(爆笑)
ピエール:実はネレス湖に賢老王ルーベンスという、かつてはネレス湖全体を支配していたリザードマンがいるんだが、その賢老王こそがデスロードを封印したリザードマンの一人なんです。
一同:ほう。
ピエール:賢老王は一族を率いてドレイクとヴァンパイアの混成部隊に対抗しているのですが、ネレス湖の7割はドレイク・ヴァンパイアに勢力範囲に収められている状況です。
イリス:7割かいw
エリック:ほぼ負け確定w
ピエール:リザードマン同士ならまだ我々にも精鋭がいるが、魔法に長けた者がいるなど…。
そこで賢老王が人間と手を組むことを考えたわけです。
我々がこのまま負けて不死王が復活したとしても、人間の領域へ勢力範囲を広げようとするのは間違いないだろう。
イリス:だから今のうちに手を組もうか。
アンジェラ:その話が事実だとして、その裏を取らんといかんのじゃないかなぁ…。
アイシャ:たぶん7割、勢力圏を取られている時点で、ちょっとネレス湖周辺へ見に行けば、ドレイクに率いられた蛮族が、いっぱいおるw
ピエール:すでに奴らは人間に襲いかかっているからな。
エリック:その話の流れは、村の代表か何かから直接聞いた方が良くないか?
イリス:それで私が召喚されたと。
GM:一応、今の話が村の会議のようなところで話す感じですね。
イリス:話の流れ的にはつじつまが合いますね。
…ということで、相手は大物のようですよ、カタリナさん?w
アイシャ:この状況の話は一度、カタリナさんのお父さんに…。
アンジェラ:伝令、あたし引き受けるよ?w
一同:(笑)
アイシャ:なに一人、ここで死亡フラグ踏みに行こうとしてるのw
ピエール:…そんな状況なので、優秀な兵士をお借りしたい。
エリック:そんな危険な状態な場所に、カタリナさん連れて来て大丈夫なの?w
GM:いや、ケラスス村は前線じゃないよ。ネレス湖がケラスス村の南に位置していて、賢老王の勢力はそのネレス湖の南の方に押しやられている感じです。
ザッハーク:まだ人間の勢力圏には届いていないと。
GM:そういうことです。
アンジェラ:話がでかくなってきたので私は伝令引き受けるフリをして、このまま…w
アイシャ:あいつ、尻尾を巻くつもりだ!w
一同:w
GM:カタリナさんの判断としては、同盟を結ぶという形ですね。
アイシャ:受け元がそう言うのであれば、我々は従うよ。あとは報酬次第w
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